自作PCのベンチマーク(性能)テストを実施する方法やツール紹介

スポンサーリンク

こんにちは!管理人のうみねこ(@penta59631)です。

以前に、以下の記事で予算10万円で自作したPCの構成紹介を行いました。

あれから、数年が経ち、今の構成も結構変わっているので改めて紹介します!

うみねこ
うみねこ

こんな方におすすめ!

  • PC自作を考えているので、他の人がどういう構成にしているか知りたい。

PCを自作した方の中には次のステップとして、PCの性能(ベンチマーク)を測ってみたいという方も多いのではないでしょうか。

今回、自作したPCのベンチマークを測定してみたので、その際の測定方法や使用したツールについて紹介します。

うみねこ
うみねこ

こんな方におすすめ!

  • PCの性能を測ってみたい。
  • PCの性能の測り方やツールを知りたい。

ベンチマークとは?

ベンチマークとは、元々測量の用語で高さや位置を定める測量をする際の基準を指す用語として使われます。

ITの世界ではハードウェアやソフトウェアなどコンピュータの処理性能を評価する基準を指し、ベンチマークテストと呼ばれたりもします。

CPUの処理速度や、描画性能、HDD、SDDなどの読み書き性能などパーツ毎の評価から、システム全体の総合性能を評価するケースもあります。

ベンチマークの結果は数値として現れるため、その数値を見て自分のPCの性能を把握する事ができます。

今回、以下のベンチマークを測定したのでその測定方法と結果について紹介します。

  • CPU性能
  • ディスク性能
  • 総合性能
  • ゲーム動作性能

CPU性能測定

CPU性能を比較するツールとしてはCinebenchを使用しました。

このツールは、CPUに100%の負荷をかけた際の性能について測定することができます。

上記リンクよりツールをダンロードして使用してください。

Mictosoft Store、App Store経由でインストールするか、オフラインインストーラーを直接インストールすることができます。

自作PCの場合、Windowsがほとんどだと思いますが、MacのPCの性能を測定したいという場合はMAC版を選んでください。

使い方はとても簡単で、Cinebenchを起動後、Startボタンを押すだけで測定が開始されます。

Startを押すと、以下の画面のように描画テストが開始されます。大体10分くらいかかります。

マルチコア測定結果

私のPCの場合、マルチコアのスコアは8511ptでした。

左下に主要なCPUのランキングが載っており、自分のスコアを確認することができます。

シングルコア測定結果

シングルコアのスコアは1005ptsでした。

MP Ratioという値は、シングルスコアとマルチスコアの対比です。

私のPCの場合、8.47xでした。

ディスク性能測定

ディスク性能を測定するツールとしてCrystalDiskMarkを使用しました。

このツールは、1秒間の読込み、書込み速度を計測することができます

上記リンクよりCrystalDiskMarkの通常版のインストーラーをダウンロードしてください。

起動すると、以下のような画面が表示されるのでALLボタンを押すと測定が開始されます。

ディスクが複数ある場合は、画面右上の「▶」ボタンを押すことで、別のディスクを確認することができます。

OSをインストールしたSSDでは、以下のような結果となりました。

CrystalDiskMarkでは、シーケンシャルなデータの読み書きとランダムなデータの読み書きを測定します。

上2つが連続したデータ、下2つがランダムなデータですね。

普通のSSDでこれなので、M.2なんかにしたらもっと早いと思います。

総合性能測定

総合性能を測定するツールはWIN SCORE SHAREを使用しました。

こちらのツールはWindows エクスペリエンス インデックスというWindows標準の機能を利用した性能測定ツールです。

ソフトを起動後、規約に同意したら、「最新の計測結果を読み込む」ボタンを押下してください。

自動でCPU、メモリ、グラフィックス、ディスクのスコア算出が開始されます。

総合スコアは8.2でした。

画面タイプを「プロファイル画面」にすると平均値と比較したスコアが表示されます。

私のPCはどれも平均を上回っていました!

ゲーム性能測定

最後にゲームのベンチマークを測定してみました。

ゲーム系のベンチマークはゲームをいかに快適にプレイできるかを測定するものです。

今回はFFでのベンチマーク測定を紹介します。

高グラフィックのPCゲームをやる場合は、高性能なグラフィックボードが必要になります。

最終スコア

今回は標準画質、1920×1080で実行しました。

スコアは3498で最終評価としては「普通」でしたが、途中の画面を見ている限りはスムーズに動いており、プレイするのに特に支障なさそうでした。

スコア評価詳細
12000~非常に快適非常に快適に動作します。高フレームでの動作が可能で、よりリッチな表現のグラフィックス設定を行うことも可能です。
9000~19999とても快適とても快適な動作が見込めます。高フレームでの動作が可能で、より高品質のグラフィックス設定を行うことも可能です。
6000~8999快適快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。
4500~5999やや快適標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。
3000~4499普通標準的な動作が見込めます。
2500~2999やや重いゲームプレイは可能ですが、部分的に動作が重くなります。グラフィック設定の調整をお勧めいたします。
2000~2499重いゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定や解像度の調整で改善される可能性があります。
0~1999動作困難動作に必要な性能を満たしていません。
http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/

ちなみに高品質、4Kでも試してみたのですがそちらはカクカクでプレイできるレベルではなかったですね。

さいごに

今回ベンチマーク測定方法について紹介しました。

性能が可視化されると動画編集、オンラインゲームなど自分のPCでどういったことが快適にできるかわかるので一度は測定してみることをおすすめします。

今回、計測したPCの構成については以下記事でまとめてあります。

また、ゲーム性能についても今回測定しましたが、最近はPCでゲームをする方も増えていると思います。

以下の記事では、PS4コントローラをBluetoothでPCに接続してゲームをする方法を紹介しているので、気になった方はこちらもぜひご覧ください。