こんにちは!管理人のうみねこ(@penta59631)です。
「楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMIT」が発表されたけど、2980円で使い放題、電話し放題って良さそうに見えるけどほんとに大丈夫なの?ちゃんと繋がるのか、なにか落とし穴は無いのか。そういう不安を解消したい。」
という方に向けた記事です。
私は現在、楽天モバイル(MVNO)と楽天モバイル(MNO)の両方を使っています。
楽天モバイル(MNO)は現在無料サポータープログラムという形で利用していますが、楽天モバイル(MVNO)の方も今度正式に開始される楽天モバイル(MNO)の方へ移行することを決めました。
今回の記事では実際に楽天モバイル(MNO)を使って見た経験と楽天モバイル(MNO)のプラン「Rakuten UN-LIMIT」について解説していきます。
楽天モバイルって?

楽天モバイルとは、楽天が提供する通信サービスです。
現在楽天は、以下の2つのサービスを提供しています。
- 楽天モバイル(MNO)(2020/3/30時点 テスト期間)
- 楽天モバイル(MVNO)
簡単に違いを説明すると、MNOは自社の回線からサービスを提供し、MVNOは通信キャリアから回線を借りてサービスを提供するというものです。
MNOはau、ドコモ、ソフトバンクなどが提供している通信サービスです。
MVNOはいわゆる格安SIMというものですね。
MVNOは自社で回線を用意する必要がない分、基地局の整備費用なども必要もなくMNOより安くサービスを提供できます。
そのため楽天以外にも、IIJ、LINEなど多くの企業が参入しています。
楽天はこのMVNO事業に加えて、MNO事業も始めようとしています。
同じ楽天モバイルという名称のため紛らわしいですが、別のサービスとして考えていただければと思います。
今回はこの楽天モバイル(MNO)のプランとして発表された「Rakuten UN-LIMIT」について解説していきます。
楽天モバイルのプラン「 Rakuten UN-LIMIT 」徹底解説

Rakuten UN-LIMITとは楽天モバイル(MNO)が発表した料金プランの名称です。
プラン詳細については以下のようになっています。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
料金 | 2980円/月 | Rakuten Link未使用時の通話料は別 一年目は先着300万人無料 |
データ使用量 | 楽天回線エリアなら使い放題 | パートナーエリアの場合5GB/月 超過後は最大1Mbpsへの速度制限 |
通話 | 国内通話かけ放題 (Rakuten Link使用時) | Rakuten Link未使用時は30秒20円 |
SMS | 送受信無制限 (Rakuten Link使用時) | |
海外利用 | データ通信2GB/月 海外から日本への通話かけ放題 (Rakuten Link使用時) | 指定66国 |
それぞれの内容について詳しく解説していきます。
料金
料金については2980円ということで3大通信キャリアに比べると大幅に安くなっています。
一方でこれまで格安SIMを最低限のプランで使っていたという方は高くなるという人が多いのではないでしょうか。
私は、楽天モバイル(MVNO)も契約していますが、3.1GBプラン(通話かけ放題なし)の料金は毎月2200円程度です。

普段からそもそもそこまで使わないという人は変えるメリットは無いかもしれませんが、先着300万人は1年間無料という特典があります。
そのため1年間はRakuten UN-LIMITを利用してみてその後はまた考えるというのも良いと思います。
この無料特典は以下のような注意点もあります。
楽天モバイルは、使える端末に制限があります。
そのため対応端末を持っていないという方は機種変更する必要があります。
※iPhoneには対応していません。
対応端末についてはこちらをご覧ください
私はちょうど買い替えようかなと思っていた時期だったのでOPPO Reno A 128GBという機種に変えました。
以下の記事でも解説しているのでよければご覧ください。
現在対象製品購入と一緒に申し込むと大規模なポイント還元も受けられるため、お得に機種変更できるチャンスでもあります。
そもそも楽天のポイントについてあまり詳しく知らないという方は、以下の記事にまとめているのでご覧ください。
先行申込フォームははまだ締め切られていないので、まだ大丈夫だと思いますが気になっている方は早めに申し込むことをおすすめします。(2020/3/29時点)
Rakuten UN-LIMIT先行申込
データ使用量
データ使用量は楽天モバイルのエリアであれば使い放題で、パートナーエリアは5GB/月という制限があります。
(※2020/4/9 追記 4/22より5GB/月、超過後は最大1Mbpsに変更となります!)
この楽天モバイルのエリアですが、現時点では狭すぎるという印象です。
私は首都圏で生活していますが、その中でもパートナーエリアに切り替わるタイミングが多々あります。
以下の記事でも首都圏の通信速度、エリアの検証を行っています。
また首都圏や大都市でなければ、ほぼパートナーエリアに接続すると思います。
そのため現時点では普段から5GB以上利用するという方にはあまりおすすめできません。
ただ、300万人は1年無料で利用できるためそもそも5GBも使わないという人はとりあえず1年利用するというのはありだと思います。
通話、SMS
通話、SMSについてはRakuten Linkというアプリを利用した場合は料金が無料になります。
Rakuten Linkとは、楽天が提供するコミュニケーションアプリで通話やSMSの送受信ができます。
Rakuten Linkを利用しなかった場合料金がかかるため注意が必要です。
ただ、電話はLINEやカカオトークなどその他のコミュニケーションアプリで行っているという人にはあまり気にする部分ではないかもしれませんね。
お店などLINE等が利用できない場合は、必ずRakuten Linkから通話するようにしましょう。
Rakuten Linkについては以下の記事で詳しく解説しています。
海外利用
海外利用については指定の66国であれば申し込み不要でデータ通信を行うことができます。
対象の国についてはこちらをご覧ください。
対象ではない国については国・地域別に重量課金になるため注意が必要です。
楽天モバイルに変えたほうがいい人

これまでに解説した内容をまとめると私が考える楽天モバイルに変えたほうがいい、お得になるという方は以下のいずれかに該当する方になります。
条件はいくつかありますが、安いといえども必ずしも誰でも得するわけではありません。
現時点だとやはり楽天モバイルのエリアが狭いというのがネックになっています。
とはいえ1年無料で利用できるという大きなメリットもあるため、パートナーエリアの5GB通信制限を許容してもいいという方は変更してもいいかなと思います。
私は家ではWifiを利用し、外ではそこまで大量のデータ通信をするわけではないので今回MNPしました。
4/22よりパートナーエリアは5GB/月、超過後は最大1Mbpsとなりました。
超過後も1Mbps出るようになっているため今回の変更はユーザーにとっては嬉しいですね。
動画や処理の重いゲームだと難しいかもしれませんが、ネット閲覧等であれば超過後も支障なく利用できると思います。
1年無料の期間が終了した後については再度検討する予定です。
先行申込フォームははまだ締め切られていないので、まだ大丈夫だと思いますが気になっている方は早めに申し込むことをおすすめします。(2020/3/29時点)
Rakuten UN-LIMIT申込
さいごに
いかがでしたでしょうか。
現時点ではまだ3大キャリアの地位を脅かすサービスとは言えないと思いますが、今後楽天モバイルのエリアが広がればこの料金プランは破格だと思います。
今後に期待しつつ動向を見守っていきます。
人気記事