【就活・転職】IT企業のSIerとは?わかりやすく解説

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こんにちは!管理人のうみねこ(@penta59631)です。

以前に、以下の記事で予算10万円で自作したPCの構成紹介を行いました。

あれから、数年が経ち、今の構成も結構変わっているので改めて紹介します!

うみねこ
うみねこ

こんな方におすすめ!

  • PC自作を考えているので、他の人がどういう構成にしているか知りたい。

「IT企業に興味が出ていろいろ調べていたらSIerという言葉がでてきた。SIerってなに?SIerの特徴が知りたい。」

という方に向けた記事です。

この記事の内容
  • SIerの特徴や実際に働いて感じた点について解説します。

SIerって?

SIerとは、各企業のシステムの要件を定義し設計・開発、そして開発されたシステムの運用・保守まで全ての業務を行う企業です。

システムイングレータとも呼ばれ、Webのシステムに特化した企業はWebインテグレータなんて呼ばれたりもします。

このSIer、現在日本ではたくさん会社があるのですが実は日本独特の業種です。

アメリカなんかでは各企業に優秀なエンジニアが在籍しており、そのエンジニアが中心となって自社のシステムを作ります。

しかし日本の企業や機関には、ITについてほとんど知識のない名ばかりIT担当者がたくさんいます。

そのようなIT担当者をシステム開発という面で手助けをするビジネスを行うのがSIerです。

SIerの種類

ひとえにSIerといっても会社の形態によって大きく4種類に分けられます。

メーカー系

メーカー系は、メインフレームやサーバー機器等のハードウェアを製造していた大手コンピューターメーカーの系列の企業を指します。

「メー子」とも呼ばれます。

代表的な企業としてはIBM、日立、NEC、富士通等などがあります。

これらの企業はハードウェアを製造している強みを活かして自社製品を使用したシステム開発を行うことが多いです。

ユーザー系

ユーザー系は、企業が情報システム部門を独立させて作った企業です。

「ユー子」とも呼ばれます。

基本的な仕事は、系列会社のシステム開発や運用・保守がメインとなります。

ただ、その他にも官公庁系のシステム開発などを請負うこともあります。

銀行や、商社、保険、通信系の企業の情報系グループ会社はこのカテゴリに当てはまります。

NTTデータ系

NTTデータ系は、名前の通りNTTデータ系列の企業です。

「デー子」とも呼ばれます。

NTTデータはSIerという業種の中ではTOP3に入っている超大手企業です。

系列の企業が多いことから一つのカテゴリとして存在しています。

NTTデータ自体はいわゆる上流工程と呼ばれる、プロジェクトマネジメント等の顧客と直接やり取りする立場の仕事が多く、実際に設計や開発は別のSIerに委託して行うというケースが多いです。

独立系

独立系は、上記どれにも属さない独自の資本で経営している企業です。

独立系はどこの企業にも属さない分、しがらみがなくさまざまな企業との取引がしやすいです。

顧客と直接やり取りする場合もあれば、別のSIerの下について作業をするというような場合もあります。

そのため、他と比べると客先で作業を行うというプロジェクトも多くなります。

SIerで働いて感じた良い点

さまざまな知識・技術を身につけられる

SIerではさまざまな業種、システムに触れる事ができます。

インフラエンジニアになると個人では到底買えないような機器を扱います。

その知識や技術はプライベートでPCを購入したり、自宅のネットワーク環境を整えたりという場面でも役に立ちます。

学ぶことが好き!プライベートでも活かせるような仕事をしたいという方にはおすすめです。

SIerのなかでもさまざまなエンジニアがいます。

インフラエンジニアやセキュリティエンジニアについては以下の記事でもまとめているので気になった方はご覧ください。

転職せずに他社の雰囲気を知ることができる

普通は転職しない限り他社の執務室に入ることはありませんが、SIerは契約の形態によって働く場所が変わります。

SIerは他の企業(系列企業含む)のシステムを開発するという性質上、顧客先に出向いてプロジェクトを遂行するという場合があります。

私は顧客先での仕事もいくつか経験しましたが、転職せずに他社の雰囲気を感じることができるという点は良かったと感じています。

専用の部屋が用意される場合もあれば、隣に相手の会社の社員がいるというような現場もありました。

さまざまな人と仕事ができる

SIerの仕事はプロジェクトという単位で期間が区切られます。

一つのプロジェクトが終わったら別のプロジェクトにという感じで進んでいくのでさまざまなメンバーと仕事を行います。

中にはずっと一緒にやるメンバーもいれば、一回きりの人もいたり。

優秀な人と一緒に仕事ができるとプロジェクトも円滑に回るし、自分の成長にも繋がります。

SIerで働いて感じる悪い点

外れプロジェクトを引くと辛い

さまざまなプロジェクトがありますが、外れプロジェクトに配属されると辛いです。

外れプロジェクトとは具体的に何か?

  • なかなか要件が定まらなかったり、要件が変わるような顧客のプロジェクト
  • マネジメントスキルの低いプロジェクトマネージャーがトップのプロジェクト

技術的に難しいシステムとかではなく結局人なんですよね。

要件が定まらなかったり、要件をコロコロ変える顧客がいるとそれに合わせて設計やプログラムのやり直しが発生します。

でもスケジュールの期限は変わらないとなると、残業してでも終わらせないとという悪循環に陥ります。

それに加えてプロジェクトマネージャーがスケジュールや顧客との調整等をしっかり管理できない人だと悲惨になります。

私は3年目くらいの時に1度そういうプロジェクトに当たったことがありますが、そのときはなかなか辛かったです。

帰属意識が薄れる

良い点として、他社の雰囲気が知れると紹介しました。

ただ、あまりに長い間客先にいると自社への帰属意識が薄れます。

自社に戻ったときにアウェー感すら感じます笑

私はひとつの場所でずっと仕事をするよりはいろんな環境で仕事をしたい派なので客先にいるのも楽しかったですが、そういうのが嫌な方はSIerは少しきついもしれません。

エンジニアになるためには?

エンジニアは未経験からでもなることができます。

私も学生時代は文系でしたが、今は、セキュリティエンジニアとして日々の業務を行っております。

以下の記事では、文系からエンジニアになるために必要なことをまとめております。

また、エンジニアになるには大事なことがあります。

  • 技術の流行り廃りが早いため、日々勉強する気持ちを持つこと
  • なにか壁にあたったときに自分なりに考えて解決しようという気持ちを持つこと

この記事を見て、〇〇のエンジニアになりたい!と思った人もいるかも知れません。

エンジニアになるまで、そしてなった後も向上心を持っていればエンジニアとしてずっと成長していけると思います。

未経験の方では、何から勉強していいかわからないという方もいると思うので以下の記事では、IT初心者向けにおすすめな勉強本を紹介しています。

以下の記事ではセキュリティの勉強におすすめな本も紹介しているので、セキュリティエンジニアになりたい!と思っている人は必見です。

さいごに

私はSIerで結構長く働きましたが、いい面も悪い面も経験しています。

ただ、SIerで働いて後悔はないです。

経験や学んだ技術・知識は自分の財産になっています。

なので、これから就活を始めるという方もSIerを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。